広島西ロータリークラブ概要

会長運営方針

　　「原点回帰　−親睦と職業奉仕−」　　
　　　2022-2023年度会長　新原 靖

本年度歴史と伝統のある広島西ロータリークラブの会長を務めさせていただくことは、たいへん名誉なことと存じますと共に、その重責に身の引き締まる思いを感じております。

およそ3年にわたるコロナ禍において、この間、会長をはじめ組織運営に携わって来られた方々が、適正かつ臨機応変に対応されたことについて改めて敬意を表します。また同時に私もロータリーについて考える良い機会となりました。

ロータリーの目的は、「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことである。」とされています。具体的に奨励すべき項目の第1に「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」とあり、親睦について述べられています。ロータリーが例会出席を奨励し義務付けていることや、会員相互の親睦に重点を置いているのは、この目的を達成する為でもあると思います。しかし残念ながらコロナ禍の影響により、対面での例会や懇親会等は制限せざるを得ない状況となりました。本年度も引き続き感染状況を注視し、感染防止策に配意しつつも可能な限り会員同士が集い親睦を深める場を増やし、会員の皆様が「知り合いをさらに広める」機会を提供いたします。同時に会員相互の更なる融和を図り、クラブの一体感をより一層強化していきたいと考えています。

具体的に奨励すべき項目の第2は「職業上の高い倫理基準を保ち＜中略＞ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること」とされており、職業奉仕について述べられています。これらの目的を掲げていることが、ロータリークラブは単なる寄付団体や奉仕団体ではないとされる所以ではないでしょうか。本年度は特に職業奉仕を意識した運営を行ってまいります。会員同士時には仕事の話でもして相互の職業倫理感を高め合い、職業人としての土台を成長させることができ、地域社会から信頼され、尊敬される人の集まりが広島西ロータリークラブである。そんなクラブへとさらに成長できれば素晴らしいことだと思います。

その他「奉仕の理念（誰かの役に立つ行為）の実践」＜社会奉仕活動＞や「究極的な世界平和」＜国際奉仕＞も含めて、会員の皆様と一緒にロータリーの目的を再認識し、その達成を目指す1年にしたいという思いから、会長テーマを「原点回帰―親睦と職業奉仕−」とさせていただきました。

広島西ロータリークラブには４０代から８０代まで幅広い年齢層の会員が在籍しています。年齢やジェンダーに関わらず和気あいあいと、知性と品格のあるスマートなクラブ運営を行ってまいる所存です。

結びに、会員諸兄のご指導ご鞭撻をいただきながら1年間精一杯務めさせていただきます。深いご理解と温かいご協力をよろしくお願い致します。

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